効果的な日記のつけ方

日記をつけようと思ったけれど続かなかった、という話はよく聞きます。実際に、日記を書くのがいい!という本はたくさん出ていて、なかなか続けられない人が多いことも分かります。

三日坊主になってしまう日記をどうやったら続けられるか、どうやったら意味のある日記の付け方になるのか。

まずは日記を書くという心のハードルを下げることです。ノートにびっしり、30分もかけて日記を書く、そういうのが習慣にすでになっている人はいいですが、これから書く人が目指すべきはもっともっと、低い低いハードルにしましょう。

時間で区切るなら、3分。

項目で選ぶなら、今日あった良かったこと3個。

そして、書く時間はなるべく同じタイミングで。寝る前なら寝る前、と決めて習慣化するのがおすすめです。

習慣になるには21日間連続で続ける必要があると考えられています。

この話をすると、1日でも抜けてしまうと、

「あぁ、もうダメだ。1日抜けてしまった。私はだめなやつだ。」

と落ち込んでしまう方がいますが、そこは考え方を変えてみましょう。

まず、日記を始めた自分が素晴らしい。日記を2日も連続で書けて素晴らしい。また今日から始めればいいんだ。

最終的に日記を書く習慣が身につくことが目標なのに、習慣を身につけるために完璧主義な考え方はマイナスに働きます。

また、日記をやめてしまった時に、なぜうまくいかなかったを考えるよりも、「どうやって工夫したら日記が書ける時間がとれるかな?」と考えるようにしましょう。同じような意味にとらえられるかもしれませんが、「なぜうまくいかないか」と「どうやったらうまくいくか」は同じ質問のように思えますが、その後に続く行動のやりやすさが全然違います。

また、日記帳はすぐに書ける場所に置きましょう。ペンはなるべくお気に入りの書きやすいものを。それだけえ続けられる確率が上がります。

スマートフォンに日記をつけるのもいいでしょう。日記専用アプリも色々と出ています。

しかし、脳科学的に考えると、運動を伴った日記のつけ方、つまり字を実際に手を使って書くという作業自体が脳に良い影響を与えます。

まとめますと、

・3分、3個、などハードルをまずは下げる
・抜けてもまた始めれば良いと考える
・どうやったらうまくいくか?と考える
・日記帳とペンはお気に入りのものを、すぐ手に取れる場所に置く
・実際に手で書くほうがどうせ時間をとるなら良い効果がある

以上が日記を効果的につける方法です。まずは1日、3日、7日、と続けられる日数が増えていれば確実に習慣化に近づいています。

できなかった自分ではなく、できた自分、をみつけて褒めてあげてください。自画自賛は大事ですよ!

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